「動物本来の食事方法は、本能を刺激し、ストレスを軽減する!」
私達人間は子供の頃から、決まった時間にお箸やフォークやスプーンを使ってお行儀良く、お皿の中身をこぼさずに食べなさいと教育を受けました。
ワンちゃんの事でよくご相談を受けるのが、
「毎日決まった時間に、決まった回数のご飯を食べなくて困っている。」
とゆう事が多いです。(他にもありますが今回はこちら)
そもそもワンちゃん達は
「動物」
私達が彼らに求めている
「食事方法が適切なのか?」
は改めて考える必要性があります。
「健康状態はどうですか?肥満?痩せてる?」
「運動してないのにお腹空いてる?」
「お皿でお行儀よく食べるのが動物の本来の食事方法?」
「野生のワンちゃんは決まった時間に食事を摂ってるの?」
“犬の習性“を知るとワンちゃんの食事方法についての皆さんの考え方も違ってくるのではないでしょうか??
一昔前に動物園で檻の中を行ったり来たりするライオンの姿を見た事はありませんか?
現在では殆どそんな行動を見ることは無くなりましたが、一日中何もない同じ部屋で、する事がなく、動物本来の活動が制限された動物はストレスを抱えると「常同行動」とゆう行動を取り始めます。
私達もスマホもテレビも、本さえ読めないワンルームに、一日中閉じ込められたら私だったら発狂すると思います(笑)
そしてそこから「自傷行為」ストレス性によって手足を舐め続ける、や尻尾を追いかけ回したり、家具の破壊行動がエスカレートして行く、、、
そこで海外からも取り入れられたのが、動物のストレスを軽減して問題行動を減らし、心も体も豊かな暮らしに改善し、幸福度を充実させる取り組み
「環境エンリッチメント」です。
(ちょっと宗教染みましたが科学的にも証明されています(;^ω^))
動物が本来必要な習性が
「出来る環境設定。」
動物本来ってどんな姿であるべき?なのでしょうか。
ではここでまた私たちに身近なワンちゃんに話を戻します。
ワンちゃんが活動したいのに活動出来ない環境→動物としての欲求を満たせない。→どんな気持ち?
ワンちゃんが何で吠えたり、家具をかじっかり、ゴミ箱をあさったり。
なぜそんな事をするのか、私達はもっと疑問に思うべきです。
そうするともっとワンちゃん達の声が聞こえてきます。
私たち日本人は犬を飼う時に犬の事を知る為に「犬の勉強をしに犬のプロのところに行ったりしません。」
しかし私達は、私達が子供を授かった時、子供が生まれる前から「赤ちゃんについて、赤ちゃんに詳しいプロのところに行き勉強します。」それでもいざ子供が生まれると、初めての体験に毎日が挫けそうになりますよね(笑)
犬について科学的に証明されている最新の情報を知っている専門家から学ぶのか。
はたまた今まで犬を飼ったことのある犬友の経験談を鵜吞みにするのか。
でワンちゃんを取り巻く生活環境や将来の状態は全く違うものになっていきます。
犬について知ろうとする事の重要性。
私は毎日クルーミング(トリミング)していて本当に必要だと思います。
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